17日午前2時ごろ、那覇空港第1滑走路への接続道路工事現場で、米国製250キロ爆弾1発が見つかった
那覇空港事務所によると、不発弾は第1滑走路に近接する場所にあったため、同滑走路は終日、運用を停止した。不発弾の発見で17日は沖縄発着路線で欠航が14便、遅延が24便発生した。第1滑走路の閉鎖は18日以降も継続するため、当面は第2滑走路のみでの運用となる。
同事務所によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で沖縄を発着する航空便が減少しているため、第2滑走路1本で運用したとしても欠航や遅延は生じないという。
那覇市防災危機管理課は午前9時半ごろ、不発弾の爆発を防ぐため小型の防護壁(ライナープレート)を設置した。同課は処理の時期について「自衛隊などと協議中」としている。航空機が滑走路を利用していない時間に処理できるよう調整するという。