志喜屋漁港でカーエー


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6日、志喜屋漁港で38センチ・1.2キロと34.8センチ・0.79キロのカーエーを釣った玉城正一さん

 カーエーハンターの玉城正一さんから志喜屋漁港でカーエーが釣れているとの情報が入り6日に取材した。玉城さんは1年を通してカーエーを狙っている。玉城さんによるとここのポイントでカーエーが釣れるのは午後5時から日没までとのことで、前日もこのポイントの常連さんが午後5時すぎに38センチのカーエーを釣ったらしい。

 当日は那覇で別の取材が入った。その取材が終わって急いで向かうとカーエーが釣れると言われた午後5時にどうにか間に合った。到着してすぐにテトラと反対側で釣りをしていたベテランの米倉守さんに40センチ弱のチンシラーが釣れた。それまでアタリの少なかった玉城さんにも午後6時すぎからウキにアタリが出始めた。練り餌にはカーエー独特の歯形が付いたのを確認すると「そろそろ釣れますよ」と玉城さん。

 カメラを構えて待っているとウキにコツコツとカーエーのアタリ。すかさず竿(さお)を上げて合わせ、魚の口元にがっちりと針を掛けた。驚いた魚はテトラ沿いに左へと走った。テトラに逃げ込まれないように竿を傾けて耐えていると、今度は逆方向へ向かってテトラ沿いを走った。玉城さんは新しく竿を買ってから2回目の釣行だったので、少し手こずったが、1分ほどで網に収まったのは40センチ近いカーエー。日没寸前にも35センチ前後のカーエーが釣れてこの日の取材を終えた。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6日、伊計島で43.2センチ・1.54キロのカーエーを釣った山根優人さん
6日、金武海岸で66.4センチ・3.03キロのタマンを釣った新垣孝太さん

6日、伊江島で112センチ・16キロのロウニンアジ他64.5センチ・4.04キロと58.3センチ・2.76キロのムネアカクチビ他を釣った比嘉琉盛さん
2日、沖縄本島南部海岸で71センチ・8.8キロのアバサーを釣った平良英雄さん(GFG)

9日、都屋漁港で3.2キロのクブシミを釣った金城佑和さん
7日、金武海岸で1.74キロのアオリイカを釣った平良将文さん

7日、東村で40センチのガーラを釣った金城和之さん
2日、那覇一文字で62.3センチ・3.37キロと63.8センチ・3.78キロのタマンを釣った砂川智也さん

9日、沖縄本島東海岸で68センチ・4.86キロのムネアカクチビを釣った宮森仁さん
10日 那覇一文字で60センチ・2.91キロのミーバイを釣った平良亮さん