沖縄のエンタメ救って! コロナ対策「県への緊急要望」署名募る 20日午後6時まで


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ウェブでの署名募集のページ

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響でイベントの自粛や公演の中止が相次ぐ中、沖縄県内エンターテインメント業界の関係者らが、沖縄の文化・芸術の継続発展などを目的とした「県への緊急要望」の賛同署名を募っている。署名はウェブ上で行われており、20日午後6時に締め切る。

 緊急要望では、無観客公演の映像配信設備などにかかる経費や店舗賃料の支援、県内の音楽やエンターテインメントをオンライン化するための新規事業創設を求めた。沖縄ライブハウス協会会長の喜屋武尚さんら有志が呼び掛ける。署名の対象者は県内のエンターテインメント業界に携わる演者や技術者、経営者、スタッフなど。

 署名運動の発起人の一人でPLANNING OFFICE Coda代表の幸田悟さん(56)によると、署名には胸が熱くなる応援のコメントも多数寄せられているという。幸田さんは「『命どぅ宝』を大前提に、ステイホームを推進し、自宅でエンターテイメントを楽しめる状況を構築できれば」と述べ、署名を呼び掛けた。

 署名ページのURLはhttps://forms.gle/PN4ARXuM9X1X3rjc6【琉球新報電子版】