休業対象と知らず営業 対応に追われる業者


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 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた沖縄県からの休業要請を受け、対象となった業種の店舗や施設が対応に追われた。大型商業施設に併設された映画館やスポーツクラブなど、要請前から休業している施設も数多くある一方で、対象業種になっていることを知らずに営業を続ける店舗もあった。対象外の業種でも休業に踏み切る店舗もあり、対応に苦慮する様子が見られた。

 要請の対象にはマージャン店も含まれるが、ある店舗の経営者は「対象になっていないと思っていた」と話し、営業を続けていた。同様に対象になっているペットショップやネットカフェの一部店舗も営業を続けており、対応が分かれた。

 県内の多くのスポーツクラブは要請前から休業しており、個別トレーニングを行うスポーツジムのライザップ那覇店も24日からの休業を決めた。