消火剤「泡」沖縄県が連休明け水質調査結果公表へ


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 PFOSなど有機フッ素化合物を含む泡消火剤が米軍普天間飛行場から流出した事故を受け琉球新報が専門家に依頼して実施した水質調査で、宇地泊川で高濃度のPFOS、PFOAが確認されたという報道に対し、玉城デニー知事は24日の定例記者会見で「もちろん承知している」と述べた。その上で県の水質調査結果を大型連休明けの5月上旬に公表する考えを示した。

 玉城知事は日米地位協定の環境補足協定に基づく初めての基地内立ち入りと水のサンプル採取を21日に実施した。それを踏まえ、「抜本的な解決方法として日本の国内法適用など日米地位協定を見直すよう日米両政府に働き掛けたい」と述べた。