琉球新報社 2016年から3年間続いたRBCiラジオの番組「沖縄海邦銀行プレゼンツ よろず経営塾」が3月29日で終了した。147回続いた同番組には中小企業の経営相談を受け付ける県よろず支援拠点のコーディネーターらが出演し、具体的な支援事例を提示してきた。同番組を中小企業の問題解決に役立ててもらおうと、ホームページが立ち上がり、過去に放送した全回分の聴取が可能となった。
同番組は毎週日曜日の午前7時半から15分間、海邦銀行社外取締役の比嘉梨香氏がコーディネーターとなり放送された。よろず支援拠点チーフコーディネーターの上地哲氏らが出演し、売り上げ拡大やマーケティングなどさまざまなテーマを取り上げ、実際に困難を乗り越えて事業を軌道に乗せた事業者らの声も盛り込まれている。
3月末の最終回は「困難をのりきるために」と題して、海銀の上地英由頭取も出演。新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者に向けた支援の相談窓口などを紹介しながら、「希望を持って乗り越えよう」とメッセージを発信した。
3年間の放送を終え、比嘉氏は「経営者や専門家のアドバイスなど、多くの生の声が入っている。今の時代を乗り越え、次の飛躍のために参考にしてほしい」と語った。
番組のホームページはhttps://kaigin-yorozu.net/
