トビハゼ♡アツアツ 沖縄本島ブルブル 那覇で夕方15.4度


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干潟で求愛行動を見せるミナミトビハゼ=26日午後、南城市佐敷冨祖崎(ジャン松元撮影)

 沖縄地方は26日、寒気が入り込み北風が吹いた影響で気温が下がった。沖縄気象台によると、この日の那覇市の最高気温は21・4度で3月中旬並み。午後5時すぎには15・4度まで冷え込んだ。国頭村奥では午後7時半ごろ、12・4度を観測した。

 南城市佐敷冨祖崎のマングローブ林で26日、“恋の季節”を迎えたトントンミー(ミナミトビハゼ)の求愛行動が見られた。

 ミナミトビハゼは琉球列島に広く分布し、春から初夏にかけてが繁殖期。干潟のヒルギの根元では、雄が背びれを立て、雌に寄り添ったり、雄同士で激しく威嚇し合ったりする様子が見られた。気象台によると沖縄地方は向こう1週間、前線や湿った空気の影響で曇りの日が多く、雨の降る日がある。期間の中頃までは、高気圧に覆われて晴れる日もある。