除菌液、連日無償で配布 美ら島財団提供、那覇と宜野湾で


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 琉球新報社とNexSeed沖縄校が実施している「おきなわこども未来ランチサポート」で、除菌液の弱酸性次亜塩素酸水溶液を琉球新報カルチャーセンターと宜野湾市嘉数区自治会事務所の2カ所で連日無償配布している。

 除菌液は沖縄美ら島財団が提供し、28日までに約千リットルが子ども食堂運営団体や一般住民に配布された。財団が運営する本部町の沖縄美ら海水族館と首里城公園内のレストランに設置されている除菌液生成機から供給。同財団は水族館の土産として販売していたちんすこう300箱もランチサポートに提供した。同財団の並里力事務局次長兼企画広報部長は「不足している除菌液を多くの県民に届けたい。皆で協力し、早くコロナに打ち勝とう」と話した。

 ランチサポートに協賛する企業・団体は31団体に上り、食料や飲料の提供が相次いでいる。ランチサポートは土日祝日を除く5月1日までの平日午前10~11時に琉球新報カルチャーセンター(那覇市天久905)、午後1~2時に宜野湾市嘉数区自治会事務所(宜野湾市嘉数3の2の22)で子ども食堂運営団体などに食料や飲料を配布している。希望団体は琉球新報のホームページにあるQRコードから前日までに必要人数などを記入する。除菌液は一般の人にも無償配布する。希望者は容器の準備が必要。

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配布希望の「子ども食堂」運営団体はQRコード(https://forms.gle/FR38NNnq45q4bJeH8)から申し込みフォームにご記入ください。

https://forms.gle/FR38NNnq45q4bJeH8