県内28市町村で休校延長 期間は自治体でまちまち


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 新型コロナウイルス感染症予防のため県教育委員会が県立学校の臨時休校延長を決定したことを受け、県内28市町村は30日、公立小中学校の休校延長を決めた。県立学校と同様に、休校期間中に登校日を設ける動きも広がっている。那覇市は夏休みの短縮も検討する。

 南大東村は5月13日までの休校延長を決定した。宜野湾、沖縄、豊見城、うるまなど14市町村は同20日まで休校する。伊江村は同22日まで、那覇市と国頭村は同24日まで休校する。

 名護、糸満、宮古島、南城など9市町村は、県立学校と同様、同6日までとしていた休校期間を2週間程度延長する。久米島町は一定期間の延長を予定している。

 石垣、浦添、東、西原など9市町村は対応を検討中。与那国町は延長せず、5月7日から学校を再開する。伊平屋村、多良間村、渡名喜村は休校していない。

 県教委は学習状況の確認や生徒指導、健康観察を実施するため密閉、密集、密接の「3密」を避けた分散登校日を設定することとしている。一部の市町村も大型連休明けから分散登校日を設ける予定だ。