沖縄県独自「緊急事態」も延長検討 13日から支援金も給付


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 新型コロナウイルスの感染拡大に関する緊急事態宣言を政府が延長することについて、玉城デニー知事は30日、本紙の取材に「医療関係の専門家会議や経済界の意見も拝聴してどう対応していくかを決めたい」と述べた。県独自の緊急事態宣言延長も含め対応を検討するとみられる。

 県は飲食店向け10万円の「緊急支援金」給付を5月13日から開始する。県産業政策課によると、4月30日だけでも緊急支援金について数百件の問い合わせがあった。予算は2020年度一般会計の10億円の予備費から約5億円を充てる。

 玉城知事は30日の記者会見で「外出自粛や休校による自宅待機、休業、リモートワークなどによる成果が着実に表れている。引き続き感染拡大防止に一人一人が取り組んでほしい」と呼び掛けた。