10万円給付5月開始は33市町村 沖縄県内、トップは竹富町の7日 


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 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国が全国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」について、県内41市町村のうち33市町村が5月中の給付開始を予定していることが1日までに分かった。竹富町が県内で最も早い7日、次いで石垣市と北大東村が11日に給付を開始する。残る8市町村についても6月中をめどに準備を進めている。 

 申請書については各自治体で準備が整い次第、5月中をめどに順次郵送を開始する。竹富町では4月28日に発送済み。八重瀬町では委託業者との日程調整の関係で6月10日ごろに郵送する。一部の自治体では、郵送に先駆けて、ホームページで申請書をダウンロードできるようにしている。

 手続きは原則として郵送やオンライン(電子)申請で受け付ける。全自治体で郵送での手続きが可能で、世帯主がマイナンバーカードを取得している場合は、検討中も含め38市町村でオンライン申請ができる。やむを得ない場合に限り、窓口での申請と給付を認める自治体もある。