【渡名喜】沖縄県の渡名喜島のアンジェーラ浜で4月28日、ウミガメが取り残されているのが発見された。午後5時前の干潮の時間帯で、体の下はまだ少し水に浸かっており、首や前足を静かに動かしていた。甲羅の大きさは80センチほどあり、100キロを超えると思われる。
村民らによると、この辺りでよく見掛けるウミガメで、少し年を取っているらしい。アンジェーラ浜は、満潮時間帯になるとウミガメがよくやってくる。渡名喜島近辺の海にはウミガメが多く生息しており、日常的に見ることができるが、干潮で取り残されたウミガメは珍しいという。
過去には他の浜でもこのようなウミガメが目撃されている。「今回も恐らく潮が満ちたら海に帰って行くだろう」と目撃者の比嘉秀正さんは話していた。
(刑部結通信員)