5月に入り感染ゼロの沖縄 「2週間は緊張感と警戒感を」連休後も自粛呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県は7日、県内の新型コロナウイルスの新たな感染者はゼロだったと発表した。検査件数は48件(うち17件は入院者の陰性確認検査)だった。県内では5月に入り感染者は確認されておらず感染者ゼロは7日連続となる。

 玉城デニー知事は同日の記者会見で、県内の過去の感染経路は県外から持ち込まれた「移入例」が多かったことに触れ「大型連休後の2週間は、これまでと同様に緊張感と警戒感を持って感染拡大防止に取り組む必要がある」と強調した。引き続き外出自粛などへの協力を県民に呼び掛けた。

 県内の累計感染者数は143人。入院中は56人でうち5人が重症。ホテル療養は3人、自宅療養は1人。退院は78人、死亡は5人。PCR検査の累計実施件数は2811件。玉城知事は、県内の感染者数が九州では福岡に次いで2番目の多さで、連休中の来県者が8千人超に上る点を指摘し、感染防止策を継続することの重要性を訴えた。