果物丸ごと動物にあげたら… こどもの国、動物あるある発信


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撮影を担当する吉岡由恵さんと、マントヒヒの紹介をする中村智映飼育員(中央)=4月29日、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休園している沖縄こどもの国(神里興弘園長)で、動画配信サイト「ユーチューブ」に毎日配信している動画が人気を呼んでいる。

 飼育員やスタッフが動物の科学実験などを実施。4月29日は「マントヒヒにパイナップルを丸ごとあげたらどうなる?」という企画で初めての実験を行った。

 サル担当の中村智映飼育員は「動物は人間の予想通りにいかない。どうなったかは動画を見てほしい」とPRした。

 撮影を担当した教育普及担当の吉岡由恵さんも、以前に人工保育で飼育担当していた雌のオリイオオコウモリ「じゅん」に対し、変装しても認識するかの実験「コウモリじゅんはきづくか?」を配信した。吉岡さんは「動画は子どもだけではなく大人の反応もすごい。視聴者からの調査リクエストにも応えていきたい」と意欲を述べた。

 動画配信の責任者で、こども未来課の呉屋博典課長は「動物たちの姿を見てもらい子どもたちに元気を与えたい。今後も獣医師の仕事の紹介や料理とサイエンスなど、面白おかしく学べび園の魅力を知ってほしい」と紹介した。

 動画は「沖縄こどもの国TV」で検索すると見られる。
 (喜納高宏通信員)