過去8番目に遅い「台風1号」 18日ごろ沖縄地方へ接近か【5月13日午前9時】


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台風1号の進路予想図(13日午前9時現在、気象庁HPより)

 気象庁によると13日午前9時現在、台風1号 (ヴォンフォン)はフィリピンの東にあり、ゆっくりした速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の北東側280キロ以内と南西側220キロ以内は風速15メートル以上の強風が吹いている。このままの進路でいけば、18日ごろ沖縄地方に接近する可能性がある。
 今回の台風は、発生日時としては統計を開始した1951年以降、8番目に遅い。24時間後の14日午前9時には、中心気圧は985ヘクトパスカルに達し、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルになることが予想されている。【琉球新報電子版】