「久しぶり」笑顔集う 那覇で通常保育再開


社会
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園庭で遊ぶ園児ら=14日、那覇市首里大名町のおおな愛児保育園

 県が14日に休業要請を一部解除したことを受け、那覇市は同日、保育園などの「通常保育」を再開した。市内の保育園では友達と再会し、元気に遊ぶ園児の様子が見られた。保育関係者は感染拡大防止に向けて気を引き締めていた。

 13日までは医療など一部の職種や特別な事情のある世帯に限定した「特別保育」を行っていた。

 那覇市首里大名町のおおな愛児保育園では特別保育期間中、園児の数が2割弱に減っていたが、14日は約4割に増えた。上原直(すなお)園長(49)は「特別保育でリスクが減った。保護者も協力的で励ましの言葉も頂いた」と感謝し「感染拡大の第2波に備え、換気や消毒などの対策を徹底していきたい」と話した。

 同園の保育士・伊波智子さん(37)は「久しぶりに登園して(環境が変わり)不安を感じる子もいるので、その子のペースに合わせて対応していきたい」と話した。