FC琉球、コラソンが始動へ 休業要請解除で活動再開


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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言や県の休業要請の解除を受け、県内のプロや実業団スポーツチームが活動を再開する動きが出てきた。

 サッカーJ2のFC琉球は16日、サッカー場での屋外練習を25日から再開すると発表。新型コロナの感染状況を踏まえ、当面の間は一般向け非公開で行う。感染リスクを避けるため、選手をグループ分けし、時間ごとで区切って練習することなどを検討している。

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンも18日にANA FIELD 浦添で行う屋外トレーニングを皮切りに、全体練習を再開する。東長濱秀作監督は取材に対し「みんなでハンドができることを喜びたい。開幕に向けて練習メニューをこなしていきたい」と意気込みを語った。

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス広報は「今はオフシーズンなため、焦らずに状況を見ていく」として現時点で活動再開は未定という。

 関東在住の選手も多い卓球Tリーグの琉球アスティーダは東京を拠点に練習することが多かったが、都内は緊急事態宣言が続いているため、チームとしての活動再開は「まだ難しい」(球団広報)という。沖縄で集まることも検討しているが、移動が伴うため当面の日程は見通せない状況だ。