沖縄国際大 野球部前監督謹慎 大学が暴力の経緯説明


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 沖縄国際大学の硬式野球部前監督が部員に対する暴力で日本学生野球協会から謹慎処分を受けたことについて、沖国大は18日、経緯を文書で説明した。監督は解任され、沖縄電力元監督の仲間常治氏が4月から就任している。

 外部指導者の前監督は2月15日の練習中に部員を平手打ちした。大学教員の野球部部長が暴力行為を確認し、保護者会で謝罪。前監督も大学の聞き取りに事実関係を認めた。3月に入り学内の委員会の審議で解任が決定し、大学は同月23日付で監督を解任した。部長も辞任したという。

 沖国大は「いかなる暴力も認めないという方針で対応した。暴力を受けた部員や保護者、大学野球関係者など、多くに迷惑をかけ深くおわびする。大学での部活動は教育の一環と再認識し、今後、このようなことが発生しないよう対策を講じていきたい」とコメントした。