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独自の沖縄県大会、春のノウハウ参考に開催を模索 無観客や校歌斉唱禁止など

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で実施された今年の高校野球沖縄県春季大会

 沖縄県高野連(岩﨑勝久会長)は沖縄大会の開幕を7月以降に延期するなどし、全国選手権の動向を注視しながら、開催する態度を維持してきた。選手権予選としての沖縄大会は中止となるが、代わる県大会の開催を目指す。感染防止対策が求められる代替大会については、準々決勝まで実施した春季大会の運営実績が参考になりそうだ。

 春季大会は開幕日を遅らせ、3月下旬に全国で唯一開幕した。県内の感染拡大が緩やかだったことも開幕に踏み切る理由となった。

 無観客試合としたほか、シートノックや校歌斉唱の禁止、37・5度以上の発熱者は入場を禁止するといった対策を講じた。県高野連は春季大会で得た感染防止対策のノウハウを代替大会で応用したい考えだ。ただ、春季大会ではファンらが球場のフェンス越しに観戦している様子も散見された。県内の感染状況によってはこれらの対策が必要になることも考えられる。

 夏の沖縄大会は、地方大会の中で全国で最も早い6月20日に開幕する予定だった。だが、休校が5月中旬まで延期され、練習不足によるけがへの懸念が高くなったことから、7月以降に延期を発表。選手権と地方大会は一つの大会であることから沖縄大会は中止となる。

 一方、代替の地方大会について日本高野連は、各都道府県高野連の判断に任せるとし、開催する場合は支援も行うという。県高野連の岩﨑勝久会長は「代替となる大会を沖縄でも開催したい」と開催する意向。「どういう形にできるかは分からないが、慎重に協議したい」と県高野連での組織対応を急ぐ考えを示した。



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