「お前はばかだ」高校教諭が同僚に暴言 県教委が戒告処分


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 沖縄県教育委員会は21日、年下の同僚教員に暴言を浴びせ続けて職場の秩序を乱したほか、業務時間中に繰り返し居眠りしていたとして、中部の県立高校に勤務する体育の男性教諭(53)を戒告処分にした。

 県教委によると、男性教諭は2017年6月ごろから20年2月までの2年8カ月間、同僚教員に対し「お前から指導される後輩はかわいそうだ」「お前はばかだ」などと繰り返し暴言を浴びせた。19年10月ごろから20年1月ごろまでは、授業がない時間に居眠りを繰り返し、職務を怠った。

 県教委の聴取に対し、男性教諭は「指導する中で本人(同僚教員)が理解していないと感じた。いらいらが募り、発言が強くなった。指導の仕方に問題があった」と答えたという。

 県教委によると、男性教諭と被害者は現在も同じ学校に勤めている。