コラソン、2カ月半ぶり本格始動 コート練習再開


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リラックスした雰囲気で練習に汗を流すコラソンのメンバー=21日、ANAアリーナ浦添(喜瀬守昭撮影)

 日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の琉球コラソンは21日、浦添市のANAアリーナ浦添(浦添市民体育館)でボールを使っての全体練習を行った。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除に伴い、自粛していたチーム練習を18日に再開。この日は練習を公開し、昨シーズン終了から約2カ月半ぶりにパスやシュートなど実践練習で汗を流すなど今季のリーグ開始に向けて本格的に動きだした。

 コート練習はパス回しからスタート。選手たちは投げ渡されるボールの感触を確かめながら、実践的な練習に励んだ。約2時間のトレーニングで、2組に分かれ、遠投でゴールを狙ったり、ロングパスからシュートしたりするなど加点方式で競いながらのメニューに選手たちも笑顔を見せていた。

 東長濱秀作監督は「時間が空いて選手のコンディションやモチベーションなどどう上げていくか難しい面はあるが、期間が空いた分、ハンドができる喜びは大きい。今季開始のめどはまだだが、若手の加入などもありチームの活性化を期待している。フレッシュに戦っていきたい」と話した。

 主将の東江太輝は「インターハイが中止となった中で中高生の思いも感じてプレーしたい。ハンドを見せることで伝えられることがあると思う。応援してもらえるチームにしたい」と意気込みを語った。