地域

17集落の「しまくとぅば」一目で 大宜味で「村史言語編」発刊

「言語編」事務局の大宜味村史編纂係の職員=大宜味村教育委員会

 【大宜味】大宜味村教育委員会村史編纂(さん)係はこのほど、村内17字のしまくとぅばを網羅した「大宜味村史・言語編」を発刊した。

 村教育委員会はこれまでにも戦争証言集「渡し番」、字ごとの歴史文化を解説した「シマジマ本編」、戦後の出稼ぎや移民について書かれた「移民・出稼ぎ編」、産業、生活形態などをまとめた「民俗編」を「大宜味村史シリーズ」として発刊している。

 本書は、村史編纂委員会・言語専門部会(新里幸昭会長)が、2017年から事務局を中心に村内17字の高齢者から927の語彙(ごい)の聞き取り調査を行い、まとめたもの。各シマ(集落)の言語の特長が一目で分かる内容となっている。

 体の各部を表す言葉では大宜味村のキャラクター「ぶながや」のイラストを起用。過去の調査資料や大宜味の言葉で書かれた昔話なども挿入している。

 後書きで新里会長は「各字の方言を記述して残そうという目的で出発し、各区長の皆さんの協力で一斉調査ができた。これを契機に先祖が育んでくれた方言について考える機会となれば幸いです」と述べた。

 大宜味村教育委員会村史編纂係で販売予定。問い合わせは(電話)0980(44)3009。

(安里郁江通信員)



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス