ANA羽田―宮古・石垣が6月運航再開 羽田―那覇は増便


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 全日本空輸(ANA)は21日に発表した6月の運航ダイヤで、新型コロナウイルス感染症の影響で4月末から運休している羽田―宮古、羽田―石垣の運航再開を決めた。石垣は6月1日、宮古は6月5日を皮切りに、不定期で1日1往復を運航する。現在は1日3往復まで減便している羽田―那覇も、6月は1日5~7往復に増やす。

 伊丹―那覇、福岡―那覇、那覇―宮古、那覇―石垣も運航便数を1日1往復程度増やす。

 全国に発令されていた緊急事態宣言が5月中で解除される見込みとなり、ビジネス客など新規予約の動きが出てきている。航空関係者は「本当に少しずつだが、回復に向けた動きが出てきている」と話す。

 日本航空(JAL)グループも6月14日までの沖縄路線の減便を発表しているが、中旬以降に便の一部復活を検討している。

 感染防止対策として、ANAは乗務員と乗客のマスク着用徹底などの実施、JALは6月末まで席の間隔を空ける形で予約を受け付けている。

 各社、新型コロナの特別対応としてキャンセル手数料を無料としているが、ANAは6月15日まで、JALは同14日までで終了するとしている。