台湾、医療用マスク5万枚を沖縄に 「交流再開一緒に検討」


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 台北駐日経済文化代表処那覇分処の范振國処長と琉球華僑総会の張本光輝会長は22日、台湾政府の代表として県庁を訪れ、玉城デニー知事に台湾製の医療用マスク5万枚を贈呈した。台湾は現在、医療用マスクの輸出を禁止しているが、沖縄との友好関係に基づき特別に支援した。

 范処長は「医療機関の役に立てればうれしい。沖縄との段階的な交流再開に向けて一緒に検討していきたい」と述べた。玉城知事は「寄贈に感謝したい。感染状況を見ながら、交流回復できるように努力していきたい」と話した。