芸能・文化

ファンに愛され、40年 「仲田幸子芸能館」がきょう閉店

芸能館の思い出や役者人生を振り返る仲田幸子さん=29日、那覇市松山の「仲田幸子芸能館」

 那覇市松山にある喜劇女優の仲田幸子さん(87)の店「仲田幸子芸能館」が31日に閉店する。開店から約40年、民謡や舞踊、寸劇を楽しめ、県内外のファンから親しまれてきた。建物の老朽化による取り壊しに伴い閉店が決まった。幸子さんは「生きがいを感じていた。あと1年はここでやりたかった」と寂しさを募らせた。

 1947年、当時15歳の幸子さんは玉城盛義・平安山英太郎両氏の主宰する南月舞劇団に入団。「人を知るのは財産と思いなさい」と繰り返し教えられた盛義氏の言葉が、店を始めるきっかけとなった。

 82年に那覇市久茂地で「仲田幸子芸能館」を開店し、2008年には那覇市松山に移転した。店を開いたことでファンが増えたという。

 昨年9月、長年座長として率いた劇団でいご座での最後の舞台「敬老の日公演」に出演した。主演映画の撮影を3月に終え、依頼があれば、他の舞台にも出演したいと話す。

 31日は午後9時から計3回のステージがある。民謡や琉球舞踊が披露されるほか、幸子さんは「ハイサイおじさん」などを歌う。



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