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美里工男子バレーボール部はレシーブやサーブを中心に基本的なプレーを確認しながら、初日から精力的に練習に励んだ。目指すは18年ぶりの県高校総体優勝だが、自粛期間明けの練習のためボールコントロールなど動きに鈍さがあることは否めない。
3年の嵩元盛頼主将は久しぶりのプレーの楽しさをかみしめる一方で、チーム強化に決意を新たにしていた。
2003年の春高以来遠ざかっている全国の舞台。昨年11月の新人大会と今年1月のKBC杯で宿敵の西原を破り「今度こそ」との思いが強かっただけに、全国総体がなくなった衝撃は大きかった。
それでも県総体が開かれることに嵩元は「やることは決まっている」と優勝を見据え、春高での全国出場に望みをつなげようと前を向く。「他校も環境は一緒。バレーを楽しみ自粛前以上の練習で力を付けたい」と意気込んだ。