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フードロス問題の解消を図る「レスキューヒーロー」の活動にJリーグの選手らが参加している。J2・FC琉球の上里一将主将も加わり、各地のJリーガーとともに1日、ビデオ会議アプリ「Zoom」による合同会見を開いた。上里主将は「活動を沖縄で広げたい」と意欲を語った。
新型コロナウイルスの感染防止で、飲食店の休業が相次ぎ、フードロスの問題も浮上した。J1コンサドーレ札幌の荒野拓馬が4月にウェブサイトを立ち上げて、在庫食材を消費者につなげる活動を開始した。アスリートの発信力を生かして問題を知ってもらうと同時に、在庫となった生産品を割安で出品している。
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さまざまな問題に対応しようと、名称も当初の「フードレスキューヒーロー」を「レスキューヒーロー」に変更した。高丘陽平選手(J1鳥栖)や永田拓也選手(J2北九州)なども賛同するなど北海道と九州のチームにも広がっている。
上里主将にとって札幌は通算11年間所属した古巣。旧知の仲の荒野から依頼を受け「困っている人を助けたい」と快諾した。荒野選手は「北海道と沖縄で一緒にできることがうれしい。いいものをつくりたい」と話した。
上里主将は「沖縄の生産者たちも困っている。まずはいろいろな方の声を聞いて、経済を回すためにサポートしていきたい」と話した。ウェブサイトから全国各地のフードロス商品を購入、出品できる。ウェブサイトはhttps://www.rescuehero.net