糸満市長選、三日攻防 現職と新人が事実上の一騎打ち


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 【糸満】7日投開票の糸満市長選は4日、三日攻防に突入する。新型コロナウイルス感染症対策や真栄里地域の開発構想、子育て支援策などを主な争点に、現職の上原昭氏(70)=無所属、自民、公明推薦、新人で前市議の當銘真栄氏(54)=無所属、同じく新人の仲間堅二氏(60)=無所属=の3人が立候補している。自公の推薦を受けている上原氏と、前市長や元市長の支援を受けている當銘氏の事実上の一騎打ちとなっている。

 上原氏はこれまでに打ち出した新型コロナウイルス感染症の支援策や、泊魚市場の市内への移転など、現職としての実績をアピール。14人の市議と共に支持拡大に総力を挙げる。

 當銘氏は市政刷新を訴え、前市長や元市長の支持者も取り込み知名度を拡大してきた。長年の地域活動や市議の経験をアピール。さらなる知名度拡大と浮動票獲得に力を注ぐ。

 7日は市議補選、県議選の投開票も行われる。