宮古ブルーを一望 伊良部大橋に「海の駅」 うずまきサンドなど特産品も販売


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供用開始を祝い、テープカットする下地敏彦宮古島市長(中央)ら=1日、宮古島市伊良部

 【宮古島】沖縄県宮古島市伊良部で市が整備を進めていた「いらぶ大橋海の駅」が1日、供用開始した。当日、施設を管理する伊良部島産業振興がオープンセレモニーを開いた。下地敏彦市長をはじめ市関係者や県宮古土木事務所、伊良部島住民らが出席し、伊良部島の新たな観光拠点施設の誕生を祝った。

 海の駅は、カツオのなまり節やうずまきサンドなど伊良部島や宮古島の特産品販売フロアがあり、伊良部大橋を一望できる展望広場、観光案内コーナーも設置した。施設は延べ546平方メートル。1階に土産物売店、2階にレストラン(座席数80席)が設置されている。

 セレモニーで下地市長は「伊良部大橋と宮古ブルーの海が見渡せ、多くの人が訪れることを期待している」と話した。伊良部島産業振興の奥濱剛代表は「地場産業を盛り上げ、地域ブランド向上に努める」と誓った。