沖縄県議選投票のヒントに…「りゅうVOTE」4日で5000人参加 考え近い候補わかる


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ボートマッチ「りゅうVOTE」の画面

 琉球新報社が琉球大学工学部との共同研究の一環で、5月31日に開設した沖縄県議選ボートマッチアプリ「りゅうVOTE」のページ(https://ryukyushimpo.jp/pages/ryuvote.html)には、4日までに5千人以上のアクセスがあった。りゅうVOTEでは、県議選の立候補者と同じ質問に答えることで自分と候補者の考えがどのくらい似ているのかが分かる。

 アプリやアンケートページの作成は、琉大工学部エネルギー環境工学コースの宮田龍太助教が監修し、研究室の大学院1年生の杉浦伊織さん、2年生の北島栄司さんが担当した。北島さんは「各候補者の意見を的確にユーザーに伝えるにはどうしたらいいか頭をひねることに夢中になった」と振り返る。杉浦さんは「私と同世代の若者や多くの人に使ってもらえるとうれしい」と話した。

 宮田助教は「自分と意見が近い候補者だけではなく、他の候補者の回答や、一致しなかった部分はどこかという点にも目を向けてほしい」と語った。