「辺野古移設反対」多数の公算大 沖縄県議選


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 任期満了に伴う第13回沖縄県議会議員選挙(定数48)は7日午後8時に投票が締め切られ、琉球新報が実施した立候補者アンケートや事前の情勢取材によると、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古新基地建設について「反対」の立場の当選者が過半数を占めることが確実となった。開票は午後9時から各市町村で実施され、午後11時30分ごろ、大勢が判明する見通し。

 県議選は5月29日に告示。4市区12議席が無投票となり、9選挙区の36議席を巡って52人が普天間飛行場の辺野古移設など基地問題や新型コロナウイルス対策、医療・福祉の政策などを主な争点に激しい選挙戦を展開してきた。辺野古新基地建設阻止を掲げる玉城県政発足後初の県議選で、玉城デニー知事に中間評価が下される。

 他の選挙区情勢を含めた開票速報は、特設ページ(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1133305.html)で見ることができる。【琉球新報電子版】