任期満了に伴う沖縄県議会議員選挙(定数48)は7日、投開票が行われ、故翁長雄志前知事の次男で前市議の翁長雄治氏(32)=那覇市・南部離島区=が初当選を確実にした。
翁長氏は、保守・中道系の政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」所属で、国民民主の推薦を受けた。玉城デニー知事を支持する県政与党の立場。
県議選は5月29日に告示。4市区12議席が無投票となり、9選挙区の36議席を巡って52人が普天間飛行場の辺野古移設など基地問題や新型コロナウイルス対策、医療・福祉の政策などを主な争点に激しい選挙戦を展開してきた。辺野古新基地建設阻止を掲げる玉城県政発足後初の県議選で、玉城デニー知事に中間評価が下される。
他の選挙区情勢を含めた開票速報は、特設ページ(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1133305.html)で見ることができる。【琉球新報電子版】