定数5の中頭郡区は、与党が4議席を維持する勢力図は変わらなかった。一方の野党・自民は1議席にとどまった。現職のほか新人を推薦し2議席獲得を狙ったが及ばなかった。
仲宗根悟は読谷村内の新型コロナ感染拡大で出遅れたが石嶺伝実村長と村議の全面支援で支持を固めた。
瑞慶覧功は野国昌春北谷町長と町議の支援を受け地盤で手堅く票をまとめ、北中城でも票を積んだ。
新垣光栄は豊富な運動量で地元中城村の支持を固め、北中城、西原でも票を積み上げた。
新人の上里善清は新里米吉議長の後継アピールが浸透した。社民支持層や西原町で支持が広がった。
中川京貴は自民県連会長として選挙区の西側地域で幅広く保守票を獲得し、東側の一部でも支持を得た。
与那嶺義雄は市民団体の支援を受けて選挙区内全域をくまなく回ったが、支持が浸透しなかった。
仲松勤は自民の推薦を受け、西側地域の候補との住み分けを図ったが、保守票をまとめ切れなかった。