<市郡区別分析・宜野湾市区>元職滑り込み野党が逆転


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 定数3の宜野湾市区は与党1人、野党2人が当選し、勢力が逆転した。与党新人が運動量で抜け出し、野党現職も手堅く票を固めた。革新票が新人に流れた結果、与党現職が票を減らし、最後の1議席に元職が滑り込んだ。

 新人の玉城健一郎は伊波洋一元市長らの支援を受け若年層を取り込んだ。現職の又吉清義は松川正則市長の支援を受け、保守票を着実に固めた。元職の呉屋宏は大手ゼネコンや公明の支援を受けて票を伸ばし、滑り込んだ。

 現職の宮城一郎はコロナ感染症の影響もあり運動量が及ばなかった。