台湾スターラックス航空が那覇―台湾に新規就航 来月から1日1往復計画


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 米倉 外昭
     那覇空港

 台湾のスターラックス航空(STARLUX)が、那覇―台湾・桃園路線に新規就航することが、8日までに分かった。7月1日に運航を始める計画で国土交通省の認可を得た。今年3月に那覇空港の第2滑走路が開設された後、初めての海外航空会社の県内就航となる。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で那覇空港と結ぶ全ての国際線が運休しており、同社の運航計画も延期される可能性があるという。

 使用機材はエアバスA321neoで座席数は188席。1日1往復を運航する予定。同社は本紙の取材に対し「沖縄は台湾人にとって人気のある旅行先だ。片道約80分の飛行時間でグルメやきれいな風景が楽しめるため、就航を決定した」と答え、沖縄観光の潜在力に期待した。

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の下地芳郎会長は「那覇と結ぶ全国際線が止まっている中、台湾からの新規就航は大変ありがたい話だ。両地域の交流があらためて再開されることに期待する」と就航を歓迎した。
 (呉俐君)