沖銀が「元気応援室」コロナ支援強化


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 沖縄銀行(山城正保頭取)は9日、新型コロナウイルスで影響を受けた事業者への支援を強化するために「沖縄みらい元気応援室」を新設すると発表した。沖銀の支援メニューを活用して、経営の立て直しや販路拡大の支援に集中的に取り組む。地域への経済的な影響が大きい企業については、資本金を出資することで経営を安定させる。

 主な支援内容は、ビジネスマッチングや販路拡大、M&A(企業の合併・買収)、出資など。従来は資金繰りをつなぐための融資が中心だったが、次の段階としてキャッシュフローを回して事業を継続するための支援をしていく。

 山城頭取は「ニーズに合わせたメニューを提供していく」と話した。

 15日付で同室を設置する。法人事業部の行員27人に新たに3人を加える。