中学総合体育大会、中頭地区も開催 来月23日から8月10日 国頭、八重山続き3地区目


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 新型コロナウイルスの影響による第47回県中学校総合体育大会の中止を受け、県中頭地区中学校体育連盟は10日までに、独自に地区大会を開催することを正式に決めた。9日に臨時の評議員会を開き、確認した。正式決定は県内6地区のうち国頭と八重山に続き、3地区目。

 中頭地区は7月23日から相撲以外の種目で大会を開催する方針。日程は23~26日、8月1~2日、同8~10日にそれぞれ試合を進める。会場は地区内の中学校体育館や県の施設などを利用する。

 相撲の開催見送りは選手が少ないことや一度関係団体から開催禁止の通知が出されたことなどを考慮した。

 評議員会は地区内の各校長らが参加した。作成した感染症予防のガイドラインを示し、観客も最小限にとどめることなどを確認して同意が得られたという。

 中頭地区中体連の東迎裕次理事長は「子どもたちに残された最後の舞台。何とかやらせてあげたい。準備を尽くしているので力を発揮してほしい」と話した。