沖縄県議選当選者に証書付与 48人気持ち新たに


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
県選挙管理委員会の当山尚幸委員長(手前)から証書を付与される県議選の当選者ら=11日、県庁講堂

 7日投開票の沖縄県議選当選者への当選証書付与式が11日、県庁講堂で開かれ、県選挙管理委員会の当山尚幸委員長が当選者48人に証書を手渡した。各当選者は緊張した面持ちで、証書を受け取り、気持ちを新たにしている様子だった。議員の改選を受けた6月定例会は30日に開会する予定。

 新型コロナウイルス感染防止のため、付与式では、新議員が座る席の間隔を空けたほか、出席者を当選者のみに絞るなどの対策が取られた。新議員の任期は6月25日から2024年6月24日まで。

 当山委員長は「新型コロナで選挙活動が大幅に制限される異例な選挙戦を勝ち抜いた皆さんおめでとう。皆さんには146万県民の信頼と厳粛な負託、県議会議員としての職責を十分に全うするよう期待する」とあいさつした。

 改選に伴う新会派結成の届け出は16日正午が締め切り。現在、議員間で新たな会派結成に向けた協議が始まっており、会派構成次第では、議長人事にも影響を及ぼしそうだ。