こどもの国の来場53万981人 刷新後最多 19年度


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 【沖縄】沖縄市の動物園、沖縄こどもの国(神里興弘園長)の2019年度の年間入場者数が、04年度のリニューアルオープン以降で最も多い53万981人に達した。12日に開かれた沖縄市議会6月定例会の議案説明会で、市の担当者が同園の19年度事業と決算を報告した。同園では昨年4月にライオン舎が完成し、ライオンやジャガーの飼育・展示が始まったほか、チンパンジーの繁殖にも成功した。園内の体験型施設「ワンダーミュージアム」の開館15周年に合わせた各種イベントも好評だった。沖縄こどもの国の入場者が過去最多だったのは、1990年度の55万3584人。

 神里園長は「市と連携した事業やアジア圏の誘客活動などが実を結んだ。新たな動物の導入や繁殖など、子どもたちが喜ぶ取り組みを続けたい」と意気込んだ。

リニューアルオープン以来最多の53万人の来場者が訪れた沖縄こどもの国=12日、沖縄市
リニューアルオープン以来最多の53万人の来場者が訪れた沖縄こどもの国=12日、沖縄市