女性の電話相談1.5倍に コロナで生活不安、DV被害者の給付金受け取りでも


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 女性のさまざまな相談を電話で受ける、なは女性センターの「ダイヤルうない」で3~5月に受けた相談件数は計639件だった。前年同期は427件で約1・5倍に増えた。同センターは新型コロナウイルス感染拡大の影響とみている。10日に開かれた那覇市議会6月定例会一般質問で、屋比久猛義総務部長が前田千尋氏(共産)に答えた。

 同センターによると、新型コロナの影響による生活の不安といった相談が寄せられたという。家庭内暴力などを理由に配偶者から避難中の女性からは特別定額給付金の受け取り方法などに関する問い合わせもあった。

 外出自粛で他の機関を訪ねて相談ができない中、電話相談は可能だったことも増加要因とみている。