「首里城再建へ」豊見城市が県に1億3829万円 ふるさと納税や寄付金託す


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玉城デニー知事に寄付金を手渡す豊見城市の山川仁市長(左)=16日、県庁

 豊見城市の山川仁市長は16日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、首里城再建を支援しようと、ふるさと納税や市民から集まった1億3829万603円を県に寄付した。

 豊見城市は2019年11月1日から、ふるさと納税で首里城再建の寄付金受け付けを開始。同月5日からは市役所に募金箱を設置したほか、各団体や商店街、有志の市職員が寄付を募った。ふるさと納税では2月28日までに関東を中心に1億3519万9953円、募金活動では309万650円が集まった。

 山川市長は、祭り会場で子どもたちが募金したことを紹介し「さまざまな思いが詰まった寄付金だ。首里城再建への思いを全国、全世界に発信したい」と述べた。玉城知事は「心から感謝申し上げる。目的にかなうよう活用させていただく」と述べた。