リウボウインダストリー(那覇市、糸数剛一社長)はファッションブランドのピエール・カルダンジャパン(東京、堀川譲二社長)とコラボし、「RYUKYU SHIRT(リュウキュウシャツ)」を制作した。デパートリウボウのオリジナルブランドとして立ち上げた「OKINAWA the RYUKYU(オキナワ・ザ・リュウキュウ)」の第1弾商品として、19日から限定販売する。
ピエール・カルダンは「布地の魔術師」とも言われるフランスのファッションデザイナー、ピエール・カルダン氏によって生み出されたブランド。幾何学的なデザインで宇宙の感覚を表現した「コスモコール」が有名。
今回コラボした「リュウキュウシャツ」はカジュアル、ビジネス両方で着こなせる洗練されたデザイン。南国らしいヤシの葉デザインにピエール・カルダンの特徴とも言えるボーダー、パネル柄を配置したシリーズ、ハイビスカスパターンにピエール・カルダンのロゴを配置したシリーズ、マスクの3種類を展開する。
素材は麻100%。全てアロハシャツブランド「パイカジ」を展開するジュネが製造した。価格(税別)はシャツが2万6000円、マスクが1500円。
リウボウインダストリーの春貴博海外新規事業・商品企画課長は「かりゆしウエアのエッセンスに新しい感性を取り入れてミックスした、沖縄の新しいスタイルを提案したい」と語った。