「ぬちぐすいーと」初出荷が終了 今帰仁のブランドスイカ、設定目標を達成


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 【今帰仁】JAおきなわ今帰仁支店スイカ生産部会の新ブランド「ぬちぐすいーと」が好評のうちに出荷終了となった。今帰仁村商工会と同生産部会で出荷反省会を12日に村商工会で開いた。

 「ぬちぐすいーと」は今帰仁村のふるさと納税の返礼品として今年初めて出荷された。

 島袋松男村商工会会長は「初年度の出荷目標の500個近くを達成できたことは大変喜ばしい。新しいブランドスイカをつくりたいという若い生産者を商工会としても今後支援していきたい」とあいさつした。

 「ぬちぐすいーと」は、同生産部会メンバー6人が、独自の方法で栽培し、6キロ以上でかつ糖度12度以上の基準を満たすように厳選し出荷している。初出荷となった今季は生産部会全体で5483個のスイカが生産されたが、基準を満たしたのは515個のみ。うち484個がふるさと納税の返礼品として活用された。

 村商工会では、今後、生産者と協議の上、次期の出荷へ向け出荷箱や規格などを見直し、さらなる出荷量の拡大を目指すとした。

(新城孝博通信員)