【名護】旬を迎えているパイナップルの販売を促進しようと、JA北部地区パインアップル生産部会は12~14日、名護市のファーマーズマーケットやんばるで「やんばるパインフェスタ」を開催した。
同会が扱う本年度のパイン生産量は、植え付け本数に基づくと昨年の1・2倍の約400トンを見込んでいる。甘みが強く、みずみずしいパインが収穫された。
イベントではタイムサービスや1玉プレゼントなどが催された。常連客の備瀬良美さん=名護市=はパインを手に取り「甘みが詰まってる。そのままいただきたい」と笑顔を見せた。
一方、新型コロナウイルスの影響で人の出入りが少なくなり、同会の宮城善光会長は「消費できるか心配」と不安な声を上げる。「今年は天候も良く、糖度も乗っている。おいしいパインを食べてほしい」と呼び掛けた。