石垣発着の県外便が再開 JTAの青木社長が市へ報告


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 【石垣】日本トランスオーシャン航空(JTA)の青木紀将社長が9日、石垣市役所を訪れ、中山義隆市長に新型コロナウイルスの影響で運休している石垣空港発着の県外直行便の運航再開について報告した。機内や空港での感染防止対策を説明した。

 羽田線は18日から一部再開しており、19日から運休前の2往復4便、関西線は26日から1往復2便の運航を再開する。両路線とも4月20日から運休していた。減便している那覇線も段階的に増便していくという。

 青木社長=写真右=は乗務員のマスク・手袋着用や機内の空気循環、座席に間隔を空ける機内のソーシャルディスタンス対応などの感染予防対策を説明。「安心・安全な観光地として石垣島を訪れることができるようお手伝いしたい」と話した。

 中山市長=同左=は「県外直行便の再開は観光客受け入れの起爆剤になる」と期待を寄せた。