沖縄県信漁連会長に池田氏、専務に浦崎氏　決算は増収増益

　県信用漁業協同組合連合会（ＪＦ沖縄信漁連）は１９日、那覇市の水産会館で通常総会と理事会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、沖縄市漁協組合長の池田博氏（７５）が新会長に決まった。専務には、信漁連総務部長の浦崎政伸氏（５２）が就いた。会長の渡真利一夫氏（６６）、専務の上地柾廣氏（６２）は退任した。信漁連は財政基盤の安定化を図るため全国的な合併を目指しており、新役員は合併までの２１年３月が任期となる。

　２０２０年３月期決算は、売上高に当たる経常収益が前期比１・６％増の４億２５０１万円、経常利益は同２７・５％増の７４６２万円で増収増益だった。県信漁連が参加する九州６県の九州ブロックは、２１年４月に「九州信漁連」となる。県信漁連は沖縄統括支店に位置付けられる。県内２２代理店は存続する。