「ウミガメの浜」に産卵跡 タイヤ状に連日くっきり 近づかないでね


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砂浜に残されたウミガメの産卵跡=渡名喜島

 【渡名喜】6月中旬、渡名喜島の浜でウミガメの産卵跡が頻繁に見られている。渡名喜島近海にはウミガメが多く生息しており、産卵時期の5月末ごろになると毎年ウミガメの足跡が現れる。

 特に島内の南東に位置する呼子浜(ゆぶくはま)は産卵時期に最もウミガメが上陸する浜で、今年も水面から浜にかけてタイヤ状の大きな足跡がついている。古い足跡が雨などで薄れても、数日後にはまた新たな足跡が見られるなど、ほぼ毎日足跡が目撃されている。

 近づき過ぎると誤って卵を踏んでしまう恐れがあるため、同村観光協会では観光窓口やフェイスブックなどで注意喚起をしている。

(刑部結通信員)