【宜野湾】米軍普天間飛行場で、23日の「慰霊の日」前後の22、24の両日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)外の午後10時を超えて垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが夜間飛行した。最大88・8デシベルの騒音が発生するなどし、周辺住民から苦情が宜野湾市にあった。80デシベルはパチンコ店内の音に相当する。23日の米軍機飛行はなかった。
オスプレイは22、24の両日とも滑走路北側から着陸した。県と市の騒音測定によると、普天間中学校で24日午後10時49分に最大88・8デシベルの騒音を記録した。22日午後10時36分は、野嵩一区公民館で84・1デシベルの騒音が発生した。市の基地被害110番には「うるさくてしょうがない」と訴える声などが寄せられた。