【本部】沖縄美ら海水族館(本部町)は25日、健康観察を続けていた世界最大のエイ「ジャイアントマンタ」(オニイトマキエイ)の展示を再開したと発表した。体の幅は4・6メートル、体重は630キロ。大水槽「黒潮の海」の中で、悠々と泳いでいる。
2018年11月に世界で初めて展示を開始したが、餌を食べないなど健康状態が悪化したため、昨年2月から本部町沖合のいけすで観察を続けた。健康状態が安定したことから、展示再開に至った。
黒潮の海では全身が真っ黒なブラックマンタや、国内最小のヒメイトマキエイなど4種のエイが見られる。水族館の金谷悠作さんは「さまざまな種類のエイが一度に見られる他に例のない水槽だ。楽しんでほしい」と語った。