旭橋都市再開発 新社長に稲福具実氏 下地社長は退任


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稲福具実氏

 旭橋都市再開発は29日、株主総会を開き、役員人事を承認した。社長の下地明和氏(62)が退任し、前県参事監兼宮古事務所長の稲福具実(ともみ)氏(60)が新社長に就任した。

 非常勤取締役に、県官公庁労働者共済会専務理事の真栄城徳昭氏(59)、前県産業振興公社専務理事の前田光幸氏(60)が就いた。

 2020年3月期の決算は、売上高が前年度比97・3%減の5億3335万円だった。経常損益は同9億3071万円減少の1億4733万円の赤字、純損益は同6億4346万円減の1億4642万円の赤字なった。

 事業報告では、県立図書館とバスターミナルが入る「A街区」に隣接するバス停上屋建築工事が19年11月に完成したことを報告した。

 A街区と国際通り側を結ぶ「6号デッキ(連絡橋)」は20年8月に、自治会館やホテルがあるC街区の南部合同庁舎とA街区を結ぶ「4号デッキ」は10月末の完成、使用開始を予定する。